台北でやりたかったこと、その5にして一番の目的。
中国古代史愛好家の夢の場所、故宮博物館を遂に訪れました!
故宮は台北市の北側、山の方にあります。
世界的な博物館は市内でアクセスの良い場所にあるのですが、故宮だけ違うんですよね。
一度、士林駅まで地下鉄で行き、バスに乗り換えなければなりません。
だがっ
今回は天が私に味方しました。
ホテル前のバス停から、故宮まで一本で行ける!!
のです。
これは現地で知ったのですが大喜びですよ。

バス停の場所は、ホテルの前の大通りを北方面に少し歩いたところ。

路線図はこんな感じ。

終点が故宮なので、乗り過ごす心配もなし。

バスの乗り方は、交通系カードを乗車時、降車時の両方でピッすること。
路線図はグーグルマップ先生が全て教えてくれるし。
非常に簡単です。
わくわくすること40分、遂に念願の故宮博物館にたどり着きました!


実に15年越し。

やっと訪れることができました。
入り口でチケットを買い、オーディオを借りたら中へGO!




オーディオで詳しく説明してくれるし、写真撮影もOKなので、何時間でもいれます。
JTBツアーもいっぱいいて(笑)、ところどころ日本語で解説しているので、一緒になって聞いてみたり( ^ω^)
初めて訪れる方、オーディオは借りたほうがいいです。
ルーブルや大英博物館は展示物の名前と概要が書いてあり、それを読むだけで由来などはわかりますが、故宮の展示物は名前しか書いていないのがほとんどなんですよ。
一番の有名な展示物のコレ。

光緒帝のお妃様の嫁入り道具だったんですね。
オーディオが解説してくれるまで知らなかったよー。
この白菜を見て、光緒帝のお妃様に思いを馳せ、この次の代で中国の王朝は完全に終わったんだな…、というところまで妄想の浸るのが中国史オタ。
また次に行くときも、オーディオは借りたい。
故宮では色々なコーナーがありました。
象形文字から漢字への変遷を説明するコーナーでは、動画付きで解説していて楽しかったです。
※音が出ます。注意
そして、
上野に来たのに見なかった顔真卿の「祭姪文稿」。
時間的な理由で見られませんでした( ノД`)
アホだ…。
ランチは絶対に行こうと思っていた、故宮の隣のレストランで。


この白菜がどうしても食べたくて(*´ω`*)

こちらは焼きそば風の炒め麺。
もちろん米粉。
故宮博物館は、フランスのルーブルやイギリスのナショナルギャラリー、大英博物館と同様に、3日ぐらいはまるまる開けておかないと満足に見られないところです。
中国史マニアの方は、計画的な観光を。
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