深センから旅立った先は、襄陽でした。
深セン航空が、なんと直行便を飛ばしているのです。


朝7時発、9時頃着の早朝便なので、朝食が出ましたが、深セン航空は国際便でもアレルギー指定ができない会社なので、国内線は当然できませんでした。
プチボックスと、「サンドイッチか?麺か?」の2択だったので、ボックスだけもらいました。

開けたらパンだし(;^ω^)
中国の朝食なんだから、お粥でいいじゃんね。

アレルギー持ちな方がどうしても中国系の航空会社を選ばないといけないなら、1番おすすめは東方航空、2番目は南方航空です。
さて、そんなこんなで襄陽到着です\(^o^)/
三国志の旧跡名所が点在していますので、テンション半端ないです!
到着フロアと出発フロアが同じ1階という、ものすごく小さな地方空港に降り立ちました。
ここから襄陽汽車前行きのバスに乗っていくのですが、もたもたしている内にバスが行ってしまいました。
このバス、飛行機の着陸に合わせて1台来る、人数がある程度埋まったら出発する方式なので、時刻表が存在しません。
バスの前にいたおじさんと、煙草を吸っていた「仁義なき戦い」に出てきそうな強面で眼光鋭い姐さんが、
「タクシーで行きなさいよ」
と言ってくるのですが、襄陽の様な地方都市のタクシーは100%外国人に対してぼるから、乗りたくないんですわ。
(今思えば配車アプリ使えば良かった。ぼられない)
次の飛行機の着陸まで待つか…、と椅子に座ってノンビリしようとしていたら、姐さんが、
「私が送っていってあげるわよ」
と。
まじか!
ええ人や( ノД`)
というわけで、姐さんと一緒にタクシーで無事汽車駅前までやってきました。
泊まるホテルは駅の目の前です。
姐さんは、私の「お金を払います」の申し出を断固拒否して、颯爽と去っていきました。
そんなこんなで、12時前にはホテルにチェックインできたので、荷物を置いて、襄陽観光に飛び出しました(゚∀゚)
襄陽駅前からバスに乗り、「十字街」で降りれば、襄陽城に到着です!
~ 襄陽城とは ~
三国時代、孫堅vs劉表、関羽vs于禁が戦った場所です。
劉備が劉表夫人の花見に招かれたが、伏兵に気がついて逃げ出し、追われた先で水鏡先生に出会いますね。
その花見が行われた城でもあります。
じゃーん(゚∀゚)!

鼻血が、鼻血がでる!!
門内は、当時の街並みが再現されています。
城壁内のメインストリートは、食べ歩きができるようなお店が並んでいます。


城壁は登ることもでき、



城壁上から街並みや漢江を望めば、当時の風景が浮かびます(*ノωノ)





ここで昔、劉備や趙雲が花見して、孫堅と劉表が戦って、関羽が于禁とたたかっている間に荊州城を落としてetc
あぁ~たまらない(〃▽〃)
荊州の城壁は南北どちらにも登れます。
上の写真は北の城壁から。
下の写真は南の城壁から。

南の城壁は城壁の下が博物館になっているのですが、展示物がかなりオススメです。
三国時代の装飾品がいっぱい!




当時もうこんな金細工を作る技術があったんですね。
劉表夫人もこういうのを身に着けていたんだろうなあ、と。
襄陽周辺は三国志関係の見どころが多くて、ファンにはたまらないです。
ホテルのところでも書きますが、観光目的の場合は、絶対に襄陽駅前のホテルがお勧めです。
地の利が半端ないですよ!
→
2日目に続く。
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