いつお亡くなりに!?
公演の広告を見たときは、それはもうショックで。
すぐさまネットでチケットを購入したのですが、3階のはじっこしか空いてないという。
高くても1階のど真ん中で見たかったYO
実はマクベス自体、生の劇で見るのは初めてだったりします。
しかも、蛭川監督の劇自体、生で見るのは初めてだったりします。
見たい見たいと思いつつ時が流れ、彼岸へ旅立たれてしまいました( ノД`)
そういうわけで、嬉しさ半分、悲しさ半分の観劇です。
場所はチムサーチョイの大劇場。

海沿いにあるプロムナードのすぐ隣です。
私は何故かチムサーチョイより西側だと思い込んでいて、ホテルもそっちの方で取ってしまったんですよね。
ここだったらマルコポーロにすれば良かった。

真上…。
劇場とホテルの距離100m (-_-;)
やっぱり香港はいいねえ、としみじみ。
さて、観劇です。
チケットには19時半開始としか書かれていません。

日本人の感覚だと、30分ぐらい前に入れると思うじゃないですか。
ところがどっこい、10分前になってようやく入れるのです。
マクベス記念グッズのショップとかもなく、かなり暇をもてあましてしまいました。


主演は市村正規、マクベス夫人は田中裕子だそうです。
田中裕子も悪くなかったのですが、高畑淳子あたりにやらせてみてはどうでしょう。
最高傑作になりそうな気がします。
~感想~
まず、マクベスの舞台を完全に日本にしてしまうというのはどうなのかな、と思っていたのですが、心配無用でした。
逆にイギリス人は、これより素晴らしいマクベスを作り上げられるのか?無理でしょ、と思うくらい。
桜吹雪が効果的に使われていて、特に感動したのが、マクベスが最後の決闘をするところです。
マクベスが桜散る中で息を引き取る場面は、見る側にマクベスの人生を思い馳せさせますね。
見終わってすぐ、もう1回見たい、そう思ったお芝居でした。
これはロンドンで見たい。
イギリス人の反応が見たい。
イギリス初上演の時は、イギリス各紙、大絶賛だったとか。
蛭川監督×シェークスピア、すごくいいですね!
でも、もう蛭川監督の「新作シェークスピア」は見られないのですよね…
ご冥福をお祈りします。
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