京都はどっぷり新撰組の旅。
私は昔から沖田総司派。
(薩長?坂本龍馬?全然興味ないです)
京都について最初に行ったのが、西本願寺。
京都駅から歩いて15分くらい。
(グーグルマップのアプリを開きながら歩くと便利ですよ)
ここは新撰組の屯所があった場所です。



この広い境内で、隊士たちが稽古つけていたりしたのかなあと。

屯所だったのはこちらの黒い建物。
中を見たいですが、残念ながら非公開。

本堂の縁側で、隊士たちを思いながらこの広い境内を見ながらノンビリしてみてください。

超気持ちいいですよ。
日をまたいで、前川邸、八木邸、壬生寺、光縁寺、池田屋のコースです。
(もう1か月前の旅行なので、降りたバス停とかは覚えてないです。ゴメンネ)
池田屋以外は近いので、観光しやすいですよ。
まずは前川邸へ。

こちらも屯所だった時期があります。


そのころに山南敬介が切腹させられています。
司馬遼太郎の「燃えよ剣」を読んだ人なら、山南が切腹前夜に遊女明里に別れを告げた格子窓はどこかしらと考えますよね。

残念ながら邸宅内部は非公開で、土曜日祝祭日だけ新撰組グッズを売る商店と化しています。
八木邸みたいに公開すれば、新撰組ファンから集金できてぼろ儲けなのになあ。
入館料が5000円でも、私は払うよ。
お次はほぼ隣の八木邸。



こちらは中を見学できます。
新撰組初代局長の芹沢鴨が妾と寝ているときに、近藤・土方達に討たれた屋敷です。
解説員の方がいて、当時の状況など教えてくれます。面白いです。
内部は写真不可なので撮れませんでしたが、柱に残っている当時の刀傷も見られますよ。
歴女感動もの。
土曜日と言うこともあって見学者で賑やかだったのですが、みんな明らかに私よりも若い子ばかりでした。
「ここで芹沢が鬼の薬飲むんだっけ」と薄桜鬼(一部で大ヒットした新撰組のアニメ)の話をしている子たちも。
あ~そうそう、芹沢がハイパーモードになるんだよネ(*´з`).
そんな、なんとも言えない気持ちを抱えて壬生寺へGO
八木邸の裏のほうです。



新撰組は「壬生の狼」と言われた集団ですから、壬生寺は間違いなく新撰組ファンの聖地。
と予想していた割りに、境内は人気がなく。
さっきの娘達はどこ行ったんだろう?
と思っていたら、近藤勇の胸像&隊士のお墓がある区画は有料で、みんなそこにいました(笑)

コスプレ参拝者…w

壬生寺の絵馬が…w

カオスwwww

こんなん初めて見たわwwwwww
BASARA全盛期の真田神社だってこんなんなかったのにwwwwww
なんだろう、司馬遼太郎の「燃えよ剣」、「新撰組血風録」を読んで新撰組が好きになり、今ここにいます、っていう人どれぐらいいるのかなあと。
ちょっと自分がいたたまれなくなりますw
壬生寺から5分ぐらいのところにある光縁寺にも、隊士のお墓があります。

しかも前川邸で切腹した山南のお墓です。
普通の墓地の中にひっそりとたたずんでいる、本物のお墓です。


こちらは無料にも関わらず、私以外、誰にも会いませんでした。
お寺の住職さんも、私が今日来た一人目だとのことです(もう夕方)。
住職さん、新撰組のことから、最近の新撰組を演じた役者さんの話まで、話す話す。
八木邸が脱税で新聞に載ったときのことや、あのときマルサがどれぐらいすごかったかまで、全然話が止まらなかったですね。
1つ寺に代々伝わる話を教えてくれまして、
《山南敬介のお墓の隣に、「沖田縁者の墓」がある。このお墓は、山南が切腹した後、沖田総司が面倒を見ていた
山南に縁のある女性のお墓である。女性は数ヵ月後に死亡し、沖田がこの寺に葬った。沖田は女性の名を寺に伝えなかった。沖田と女性はそれぞれの戒名からみて夫婦の関係だったようだ。》
これ個人的にものすごい大発見。

これがその女性のお墓です。
想像ですが、
沖田が兄のように慕っていた山南が亡くなったので、山南が妹か養女のように可愛がっていた女性のめんどうを沖田がこっそり見ていた。
二人は夫婦になることを約束するような間柄になったが、女性が若くして病死(結核?)。
身寄りのいない女性のために、女性も慕っていた山南のお墓の隣に埋めてもらう。
後に沖田も結核を発症して病死。
というのはどうでしょう。
女性の戒名が、写真が悪くて読めない( ノД`)シクシク…
沖田の戒名はこれです「賢光院仁誉明道居士」
戒名のことはわかりませんが、なんとなく似てるんですかね?
他に観光客がいないのもあって、鐘を鳴らしてくれたり、寺の物を色々見せてくれたり、すごく良くしてもらいました。
ありがとう、ご住職。
さあ、〆は池田屋です。
池田屋事件の池田屋です!YEAH!!


跡地が「池田屋」という居酒屋になっているのは知っていたので、外観を撮ってご飯でも食べようかなあと思っていたのですが、

うん、ご飯はいいかな…w
ご馳走様でした。
薄桜鬼パワーすごいですね。
ビックリ。
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