全世界の龐統ファンに捧ぐ。
これを読めばアナタも一人で落鳳破へ行ける!≪2015年版≫
~はじめに、龐統とは~
三国志に登場する、孔明と並ぶ2大軍師の一人。
「伏龍(伏している龍=孔明)、鳳雛(鳳のヒナ=龐統)の一人を得られれば天下を取れるだろう」と称された人物である。
どちらも劉備に仕えることとなったが、劉備の蜀入りの際に龐統は流れ矢に当たり、若くして命を落とした。
その場所が三国志演技では「落鳳破」と名付けられている。
。* ゚ + 。・゚・。* ゚ + 。・゚・。* ゚ + 。・゚・(ノД`)
ちなみに竹知の三国志好きな人物ランキングは 1.荀彧(魏)、2.龐統(蜀)、3.孔明(蜀)だ。
リアルでは筋肉フェチな私だけれど、三国志では智将タイプにぞっこん。不思議。
まず、ホテル最寄りのバス停から、「昭覚寺汽車駅(昭覚寺バスターミナル駅)」まで行きます。
竹知の宿泊している武侯成都ホリデーインからは、1番のバスに乗ってそのまま終点まで行けます。
(この1番のバスは「武侯祠駅」を通りますので、最寄りのバス停から昭覚寺までの行き方がわからない方、まずは武侯祠に行けばOKです。)
地図的には市内の東上です。
昭覚寺バスターミナルはこんな建物です。

矢印の方向に進みます。
係員のいる切符売場で「羅江」まで買います。
直通バスが出ています。

この一番左が「羅江」の中国語です。
この青い看板の下で待ちます。
目の前にバスが来ます。

バスの中は全席指定です。
チケットに書いてある席に座りましょう。

リクライニングが壊れてて、異常に倒れっぱなしの椅子がけっこうあります。
羅江までは1時間半ぐらいで到着します。

周りは全く何もない街(村?)です。
小さな麺屋さんがありますが、落鳳破のまわりにも屋台がけっこうあるので、ここで食事する必要はないです。
ここから「龐統祠」までバスが出ているようです(未確認ですが、龐統祠にバス停があった)が、私はバスターミナル前のタクシーと交渉して乗せてもらいました。
往復で50元です。
龐統祠までは10分でつきますので正直ぼったくりですが、100元払う気でいたので「やすっ」と思ってしまい、言い値のままです。
駐在員マネーパワー。
車はどんどん山道を進んで行きます。
(正直このまま山奥に連れていかれて暴行されるんじゃないかと思ってしまいました)
ドキドキしながら10分後に到着。
帰りのために運ちゃんの電話番号を聞き、まずは25元払っていったんお別れします。
(1時間で戻ってくるからここで待っててくれるかお願いしたが、待てないと言われたので電話番号を聞いた。
正直1時間ではとても見終わらなかったので、これで良かった)
入口です。

ちょっとした遊園地ができていて屋台も多いです。
食べ忘れる前に食べましょう。
中にはレストランはありません。

入場料をしっかり取られます。

数年前訪れた人のブログでは閑古鳥状態だったようですが、けっこう賑わっていました。
三国志のドラマの影響なのかなあ。
。* ゚ + 。・゚・。* ゚ + 。・゚・(ノД`)。* ゚ + 。・゚・。* ゚ +゚・シゲン、ヤットキタヨー
以下は行ったつもりになってお楽しみください。
竹知感激でずっとウルウルでしたよ。





三国志演技では、龐統が乗っていた馬がダメになってしまったので、劉備が自分の愛馬を龐統に与えます。
龐統はその白い馬に乗っていたため劉備と間違われ、集中的に狙われた末の戦死という結末になっています。
龐統のお墓の横にあるこの白い馬は、龐統が乗った劉備の馬なんだろうなと。
お墓の奥に廟があります。

これ落鳳破に行ったブロガーさん、みんなアップしますね。
孔明と龐統です。




この廟にこの絵を飾った人も私と同じことを考えていました。

「もし龐統が生きていたら、孔明が蜀に入る必要がなく、荊州に留まったことだろう。
孔明が荊州に留まっていれば、関羽が呉に荊州を取られることはなかっただろう。
孔明は荊州の心配なく、荊州から都を狙えただろう」と。
ダヨネー
繰り返しますが、正史では雛城攻略中に流れ矢にあたり死んでいます。
その雛城のあった場所に「落鳳破」の石が置いてあるそうなので、そこにも向かいます。
龐統祠から出て15分、山道を
下ります。
(つまり、帰りは山道を登る)
龐統祠の向かい側にあるこの門からずっと真っ直ぐです。

こんな道をテクテク歩きます。

ここです。

私が参考にしたブロガーさん、確か記事は2011年ぐらいだったと思うのですが、この石のところに音楽鳴らしているうるさい乞食のお爺さんがいると書かれていました。
そのお爺さんまだいました(#゚Д゚) 風情が台無し
龐統祠から落鳳破の石が置いてある場所の途中に、大きなテーマパークがありました。
孔明の息子が陣を引いた場所を中心に、三国志関係のものが見れるとか。
私は時間の都合で断念しました。
これを見るには朝からここにこないと行けませんね。
結局まる4時間は落鳳破にいました。
電話でタクシーのおっちゃんを呼んで、バスターミナルに戻り、成都行のバスチケットを買います。
ちゃんとチェックしていなかったのですが、羅江から成都行の終バスが17時でした。
竹知は16時半にバスターミナルについたので、終バスに乗りましたよ(;・∀・)
(これを逃した人は綿竹まで乗り、そこからバスか電車で成都まで帰りましょう。
綿竹は羅江と成都の間にある大きな街です)
リクライニングの悪いバスに乗って1時間半、高速脇の看板にパンダの絵が見えてきたら成都市内に入っています。
成都周辺は三国志所縁の場所がたくさんあり、ファンにとっては10日間いても飽きない場所だと思っています。
いろんな成都発のオプショナルツアーがありますが、落鳳破は自力で行かなければ辿りつけない場所です。
この記事が龐統ファンによる落鳳破詣りの参考になれば嬉しいです。
Comment