世間は猫ブームで、猫の愛護団体もいくつか知られるようになってきました。
そんななかで、まったくの猫初心者でも保護猫を迎えようかな、と思う私のような人は他にもいますよね。
実際に飼ってみて、思ったことを書き連ねます。

保護猫は懐くまでに時間がかかると言われている通り、うちの萌ちゃんはなかなか触らせてくれません。
我が家に来た当時はハンガーストライキ状態だったので、無理やり給餌したし、投薬が必要だったので、捕まえて飲ませていました。
そしたら、飼い主にも触ろうとすると「シャー!」するし、猫パンチも繰り出す子になっちゃったんです。
抱っこして爪切りなんてできないですよ(;^_^A
でも猫じゃらしをだすと良く遊ぶし、帰ってきたときは必ず玄関前にいてくれるのです。
懐かれているけど…、触られるのはめっちゃ嫌…?
そんな女の子なんです。

方やオスネコ海ちゃんは、かまって君。
しょっちゅう机に登ってきて撫でて欲しくてごろりんとするし、ぎゅっと抱きしめることもできる。
爪切りは嫌がることも多いですが、ちゅーるを爪切り後に徹底することで、少しずつ切らせてもらえるようになってきています。
何より、しょっちゅう私の後をついてくるし、毎日の帰宅時には「お帰りにゃー!」の大騒ぎ。
私の事が大好きなのが伝わってくるんですよ。
正直、海ちゃんががいなかったら萌ちゃんは手放したかも。

動物を飼う目的は、癒されたいからです。
もし萌ちゃんだけだったら、心がくじけて戻したかもしれない。
病気持ちで治療費だけはうなぎのぼりなのに触らせてくれない子に、いつまでも愛情は注げない。
その子の個性と受け止めるには、飼い主の猫経験が少なくて、難しいのです。

どんな猫とも仲良くできる子として紹介された萌ちゃんは、我の強く俺様気質な海ちゃんとも仲良くできます。
相性の合う子を探すのは難しそうな海ちゃんでも、萌ちゃんとはとっても仲良しで、毎日お互いを舐めあっている姿が見られるのです。
この子たちは引き離せない。
そういう思いです。

なので、これから保護猫を迎えようと思っている猫初心者には、既に人慣れしている健康な子の引き取りを強力にお勧めします。
保護団体の方に良く相談して、一緒に暮らせそうな子をもらうのがいいと思います。
以上、茶トラを飼いたくてなんとなく萌ちゃんを選んだ飼い主からのメッセージです(^_^;)