長いことブログの更新が止まっていたのは、ずっとこれを見ていたから。
イヤー面白いですYO
~ 包青天とは ~
宋代に実在した役人で、本名は包拯(ほうじょう)。
包青天というのは彼のあだ名で、清廉潔白、公平無私な包さん、という意味です。
その清廉潔白な仕事ぶりは生前から評判でした。
開封府という当時の首都の治安責任者だったこともあり、TBSドラマの大岡越前のような話が死後わんさか作られました。
部下を抱えての大活躍・勧善懲悪なので、日本版水戸黄門と言われることが多いです。
本人は越後のちりめん問屋よりも不動。見た物は以下の通り。
・少年包青天(全40話)
・少年包青天2(全40話)
・新包青天(全61話)
・包青天之七侠五義(全40話)
・包青天之開封奇案(全40話)
この順に見ました。
これ以外にも本編の「包青天」があるのですが、200話↑だそうです。
見始めたら人生終わるような気がして、休止中、とりあえずブログ書いてます。
少年版の主人公。

黒肌に額の三日月がトレードマーク
少年というから12歳前後を想像してたら、20歳ぐらいのが出てきました。
包拯の片腕その1、公孫策。

包拯の軍師
包拯とは同郷の幼馴染。
古今東西の色々な知識を持ち、頭脳で包拯を助けます。
包拯の片腕その2、展昭。

包拯の護衛隊長。最強設定
マルコメ君みたいな可愛さで、武力は中国一。
よく公孫策になでなでされています。
「少年包青天」の場合は、まだ包拯が役人になる前の話なので、探偵モノのような流れになっています。

検死、現場検証、聞き込み…
それから推理して犯人を特定します。

仲良し3人組は旅をしながら、コナン的に発生する事件に取り組みます。
中国のドラマにありがちな、美人だけどギャーギャー煩いヒロインも健在。
中だるみも多く、最初の推理を外して「真相はこうだ!!」的な話も多く、あんまり包拯が頭良く見えないのが玉に瑕。
「少年包青天3」もありますが、1話を見ただけでつまらな過ぎてギブアップしました。
1および2だけならそこそこ楽しめるかな。
これが通常版になると、見かけがこうなる。

(;゚;ж;゚;)ブッ
あ、京劇風にしてるんだ!と気づくまで、「これはヒドイwwwwww」と思ってました。
しかもこの黒塗りが甘い日があるんですよ。
あれ、今日は薄くない?みたいな。

ザ軍師な身なりの公孫策。
頭が良いだけでなく、医術にも精通しています。
少年包青天の場合は包拯と公孫策は親友設定ですが、こちらは主人と客将のような関係。

相変わらず最強設定な展昭
塀もジャンプで軽々。
大人版は面白い!
こちらもアクションが人間離れしていますが、色々なケースが見れて楽しいです。
大人版は包拯が北宋の首都開封府の最高責任者なので、各話のクライマックスは裁判のシーンになります。
大岡越前と違うところは、その場で処刑までするところでしょう。
包拯が

<かーい、だーーーん
と言うと、大きなハサミのような処刑道具が開き、

処刑する囚人の頭を入れ、

<ジャッ!
で切り落とされます。
ここまでがお決まりの流れです。
勧善懲悪ですが原告が不幸になってしまう話もあり、カップルの破綻率も高い。
水戸黄門などで大団円を見慣れている私たちにとっては、モヤッとしてしまうことも多いです。
包拯の甥の話では、甥っ子が悪いことをして死に、甥っ子のお母さんが寂しく鶏の世話をしているシーンで話が終わるんですよ。
お母さん…(´Д⊂ところで日本では水戸黄門スペシャルが放送されるそうですね。
大岡越前スペシャルとか見たいなーと思っていますが、伊織先生の役者さん、お亡くなりになったしなあ…と時の流れを感じる今日この頃です。
包青天シリーズの新作も映画かなんかで是非見てみたいですが、ギャーギャー煩いヒロインは要らないよ。
たまにはオジサンばかりで作ってくれ。
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