こんな流れがあり、兵庫県姫路市に中国人ご一行を連れて現れる私。
円教寺は弁慶ゆかりの寺です。
弁慶が少年時代を過ごした寺なんですよ。
ここに行けば、絶対に歴女大感動の素晴らしい脳内トリップができる…!
しかし、そんな理由では中国人を山奥の寺まで引っ張ってこれないので、
ラストサムライを一生懸命宣伝しました。
この寺でロケしたんですって。
奥さんがガン闘病中に不倫するような渡辺謙なんて、下衆乙女の誰かさん達とは嫌悪感が比べ物にならないんですけどね(;^ω^)
姫路へはあえて新幹線をチョイス。
地下鉄160円の切符を買うのにも大騒ぎだったので、全員から1人1万円を徴収し、私がまとめて買いました。
新大阪発券の新幹線の乗車券は、2枚あります。
特急券と乗車券ですね。
切符を2枚重ねて改札口を通るというのを中国語で説明し、私が先にお手本で改札を通ったのに、1枚1枚入れる人が続出。
(主におばちゃんズなんだが)
当然自動改札口が「ブー」と鳴って閉まるので、駅員さんのところに誘導し、「切符みせてね」とかやってる内に、発車3分前。
早く!早くうううううううう!!
と中国語で叫びながら階段を駆け上がり、一番近くの車両に駆け込みましたよ。
ふー。

何の余韻もなく、動き出します。
立つのが嫌で指定席をとったのですが、車内は行きも帰りもガラガラ。
席が空いているので、みんな近くの窓側に座って景色を見たり、携帯をいじったりしていました。
中国人の携帯いじりは、個人的に気に入っているところ。
以前、日本人の同僚と旅をした際、新幹線内で必死で
コロプラの「位置登録」を行っていたのですが、携帯いじりすぎと怒られたことがあります(^o^)
今回は心置きなくコロプラに集中w
あっという間に姫路です。

まずへ円教寺へ向かいます。
姫路についたらまず姫路城へ行く人が多いだろうと思い、円教寺→姫路城ルートを取りました。
これは大正解( ´ー`)y-~~
姫路駅~円教寺ロープウェイ駅までの往復バス+ロープウェイ往復チケットがセットになった4枚綴りのチケットがあります。

これはかなりお得で便利なので、観光案内所で買う場所を聞くといいですよ。
バスで姫路城の前を通り過ぎ、

ロープウェイ駅につきました。

ロープウェイの車内では、丁寧にお寺の歴史を紹介してくれます。
同時通訳なんて無理すぎるので、全力でスルー(*´з`)
つきました。

ロープウェイの終着駅から円教寺入口までは1.5キロくらいで、バスがあるのですが、「歩いて登りたい」と言われてしまいました。
おばちゃんズ元気。




途中で見かけたこの建物の白い壁が彼女たちのツボをついたらしく、

おばちゃんズがモデル並みのポージングしまくりで、撮影会始まった\(^o^)/
そんな中断もありつつ、到着です。


改めて写真で見ると、本当にいいところに行ったんだなあと思うのですが、当時はあんまり感慨なしw
実はこのとき結婚式をあげているカップルがいて、写真を勝手に撮るのは大変失礼なので、「写真撮っちゃダメだよ!絶対ダメ!」と伝えるのに精いっぱいで。
弁慶のお手玉岩に気づかなかったくらい。
建物内はそんなわけで見られなかったのですが、ここから中の院までがまたそこそこ山の中を歩くのですね。
ベンチが全然なく、おばちゃんたちが少々しんどそうでした。
途中でこんなご神木も見かけ、

すごく神聖な山だなあ、と。
中の院に到着です。

もうおばちゃんズおおはしゃぎです。
「ラストサムライの場所ねーーーー!」と。
さっきの白壁とは比べ物にならないくらいの撮影会となり、私はベンチに座ってボケっとしていました。

撮影会がひと段落したところで、あっちの建物に上ってみることに。

気持ち良いのなんのって。

同僚たちもここが気に入ってくれたようで、みんなしばらく動きませんでしたよ。


ここで弁慶が少年時代に修行したんですよね…(≧ω≦。)
嬉しすぎて脳内トリップしようと思うと、
「この寺の由来は?」
「代々弟子が継いでるの?」
「今の住職は誰?」
「全部木材でできてるの?」
「建築様式は日本独自のもの?」
ああああ、弁慶が吹っ飛ぶうううううう。
で、無駄にいい人な私は1つ1つ答えるじゃないですか。
弁慶が吹っ飛んだわ\(^o^)/
せめてもの抵抗に、弁慶の池と奥の院を見に行く。

このブログにupするときに、初めて案内板をちゃんと読んだ…。

切れやすいにもほどがあるし(;^ω^)

疲れた言い始めたおばちゃんたちに鞭を打って奥の院へ。

お参りをして、御朱印をもらったら円教寺の観光終了です。
行きでは必死過ぎて気づかなかった「弁慶のお手玉岩」を通り過ぎ、


アイスクリーム屋さんの前を通り過ぎて、バス停へ向かいました。

ここのソフトクリームの白桃味は絶品でしたよ。
みんなで買って食べていたら、30分に1本しかないバスが早々きてしまって、大急ぎでみんなアイスを食べました。
アイス美味しかった?
と聞いたら、頑張って急いで食べたから味なんてわからないよ、と言われてしまった。
さすがに長いから続きは次回へ。