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明智あれこれ

深セン駐在を終え、日本でバリバリ働き中
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武漢1日目 ~黄鶴楼・長江大橋~

襄陽観光は前回で終わりで、武漢に移動してきました(゚∀゚)
しかし、襄陽3日間は少なすぎだったわ…。


まずは襄陽からの移動についてお話します。
襄陽から武漢漢口駅まで、新幹線が通っています。

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なので、乗ってしまえば2時間でつきます。
移動的にはこれが一番早い。

ただし、今回は30キロ、15キロという2つのスーツケースがあります。
加えて、PC鞄、ハンドバッグを肩から下げるという重装備。
思い起こすのは、春節の時に、30キロのスーツケースを深センのイミグレのエスカレーターで上から落としたこと(;^ω^)
駅でやったら死人がでるわ…
私のせいで反日デモ再び><

ということで、4時間かかってもバスで行くことにしました。
これなら段差も何もなく、安全です。


毎度おなじみ、郊外行きのバスターミナルから、武漢行きのバスが出ています。
武漢行きについては、 ①からでも、②からでも出ていますよ。
1日に3本程度しかないので、時間には気を付けてください。

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私は早く武漢の豪華ホテルへ行きたかったので、朝の6時半に①から出発する武漢行きに乗りました。

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チケットは100元だったでしょうか。
新幹線と大して変わらないです。

武漢の「漢口」行きバスに乗ります。

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4時間のロングドライブなので、運転手さんがお店の前で止まってご飯を買いに走ったりします。
途中、大きなサービスエリアでは、トイレ休憩も入れてくれます。
全員戻ったら出発する形式なので、トイレが済んだらすぐに戻りましょう。
(点呼も怪しい)
このサービスエリアのトイレは比較的まともでした。

車内にはこんな広告も。

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不妊治療のクリニックで、1年で成果がでなかったら全額返金するそうです。
すごい…。

途中で日産の試験場の前を通りました。
襄陽にあるとは。
そして、日産の出張者が泊まるホテルは、クラウンプラザ一択なんだろうな、なんて思っていました。


そんなこんなで、乗ってから4時間後。
武漢の何気ない道端でいきなり降りろ、と。
えええ、なんでよΣ(゚Д゚) と思いつつ地図をみたら、泊まるホテルの近くだったので喜んで降りましたw
漢口行きですが、漢口駅前では降ろしてくれませんので注意。
ここからタクシーでホテルまですぐだったので、私的には良かったです。



さて、ホテルにチェックインしても、まだ12時前!
武漢の町へGO~!

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武漢は全日程雨で悲しかった;;

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だがチャンスはこの3日しかないので、頑張って外に出ました。
武漢のホテルが快適すぎて、出たくない…と思ったのも事実(;^ω^)
ホテルが快適だとそういう問題も起こってしまう。

で、最初にやってきたのは黄鶴楼です。
ここは、三国時代に孫権が軍事目的で作ったのが始まりです。

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長江の船を監視していたのでしょう。
周瑜や魯粛が浮かぶわ~( *´艸`)

園内には毛沢東やらの物もありますが、三国志だけなら、このメインタワー直行直帰でOKです。



お次はお隣の長江大橋です。
呉の水軍も絶対に通った河ですよ!

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写真で見ると大したことないかもですが、ものすごく大きな河です。
黄鶴楼からだと、この距離感。

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黄鶴楼からは歩けます。
が、河を橋に沿って渡ろうとすると、えらい遠いです。
これは自転車でビューンとしたいところ。

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行けども行けども向こう側にたどり着かないのは勿論なのですが、

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立ち止まって河の写真を撮ろうとすると、橋が上下に揺れているのがわかるんですよ;







怖いよー!お爺ちゃんー!(ノ◇≦。)

この橋、落ちる!絶対落ちる!!

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やっと反対岸あたりにつき、

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もう死なないだろう、という位置までたどり着いたら、ようやく振り返って妄想タイム。

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(*´Д`)ハアハア
したかったのですが、死地から生還した達成感で、脱力状態;
この辺に周瑜がいて、ブイブイ言わせながら調練している姿しか浮かばない。


え~、正直長江大橋の歩きはオススメしません。
黄鶴楼から来て東側の橋のたもとで観賞に浸った後、橋を降りるのがいいと思います(;^ω^)
自転車で走れば気持ちいい、と書きましたが、歩道が狭くて危険です。
歩道の通行人が自分だけなら気持ちいいでしょうが、と言ったところ。

私の今回のホテルは違うのですが、ここにはホリデーインが立っており、長江を見ながら眠りにつけます。

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歴史を感じるなら、ホリデーインがいいかもですね!
日本人の出張者が良く泊まるホテルでもあり、和食レストランも入っているそうです。

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襄陽鉄路大酒店@襄陽駅前

宿泊検討中の人のためのホテルメモ。
襄陽駅前にある「襄陽鉄路大酒店(レールウェイホテル)」、1泊100元(約1650円)という驚きの安さ。


観光目的なら、ホテルは場所で選ぶのが大事です。
襄陽市内には、外国人が泊まれそうなホテルは、ぱっと見「クラウンプラザ襄陽」しかなさげです。
そして、このクラウンプラザは諸葛亮広場の真横にあります。

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毎晩孔明を見ながら眠りについて、孔明を見ながら起きる…(〃▽〃)ポッ
孔明好きにはたまらない立地なのは間違いない。

だがしかし!
観光に行くなら、諸葛亮広場のバス停から、一度襄陽駅前にでなければなりません。
この1ステップが、ここから襄陽駅前行きの本数も多くないし、本当に面倒くさいです。
なので、クラウンプラザへの宿泊は、全部タクシーで観光する!という人以外は全くオススメしません。



今回のホテルは、襄陽駅向かい側という立地です。

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おまけに、襄陽市内のバス乗り場近辺には、お粥屋さんや麺屋さんが並んでいます。
食事には全く困りませんでした。

襄陽のホテルは、正直100元以下もたくさんありました。
が、日本人が泊まれるかは謎です。
アラフォーBBAなので、さすがに便器がないようなホテルは嫌だし…。
今回はボロいが寝るだけならまあ…、と言ったところ。

実は、中級チェーン店(中の下ぐらい)としてそこそこ有名な「維也納酒店」が、同じく駅前にありました。
こちらは230元程度。
どちらにしようか小一時間悩みましたが、次の目的地のホテルを豪華にしましたので、襄陽は節約モードでこちらへ。



襄陽駅前に来たら、誰でもわかるこちらのホテルです。

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今回、私は一番安いカテゴリー「ビジネスタイプ」の部屋でしたので、別館でした。

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なんだかあまり夜遅くに戻ってきたくない感じがします。
日本人なら、本館の部屋である「高級房(150元~)」を選ぶべき。
私は、18時以降は出歩かない人なので、問題ありませんでしたが。

12時前についたのに、お部屋へ案内してもらえました。
シングルは空きがないのでツインの案内へ。

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こんな安ホテルでもティーセットがありました。
水は自分で買ってこい、ということですが、お茶の葉は完備。

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なんだかいいですね。

洗面所。
もっと汚いのかと思っていたら、意外ときれいにしてあってビックリ。

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シャワーは、懐かしのサンダルを履いてあびるタイプ。
(北京語言大学時代以来)

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全体的な感想はボロい、だけで、滞在にはそんなに不便はありませんでした。
ネットも遅くなく。
壁が薄いのでお隣のモーニングコールはとてもとても良く聞こえます。


窓が少し開いていたので、閉めようとしたら、窓のノブを壊してしまいました(;^ω^)

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割れているの分かりますかね?
何も言わずにチェックアウトしてしまいました…(;;;;;;^ω^)


宿泊者向けの朝ご飯の提供はありません。
併設のレストランは開いているので、食べたきゃ行けとのこと。
私は果物を買っておき、それを朝ご飯として食べていました。
朝5時半の暗さで、外に出るのが嫌だったので。


日本人が泊まれるレベルのホテルですが、もうちょっと快適度がほしいなら、ここの本館か、維也納酒店(ヴィエナホテル)へ。
本館なら門番もいます。



オマケ。
襄陽の様な田舎街にスタバがありました。
シティマグに孔明先生が描かれていたらどうしよう!(〃▽〃)ポッ

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そう思ってドキドキしていたのですが、

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↑表は「古隆中の武侯祠入り口」

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↑裏は「古隆中の門」

という_| ̄|○
孔明のシルエットでも入れれば、日本人の三国志おたくが聖地として訪れそうなのに。
東莞のシティマグが林則徐なんだから、襄陽は孔明でいいじゃんねえ。


銅像と言えば、龐統の故郷でもあるのに、龐統の銅像あったっけ!?
と、少し寂しい気持ちにもなりました。
龐統のことも忘れないでほすぃ… ・゚・(つД`)・゚・。



▶予約サイト
レールウェイ グランドホテル 【Trip.com】

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襄陽観光3日目 ~水鏡庄、徐庶故里~

襄陽起点なら、水鏡庄も徐庶故里も行くのはとっても簡単です!
2018年度版、誰でも行ける、水鏡先生と徐庶のお宅訪問です(゚∀゚)



まず襄陽駅前の説明から。

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襄陽駅前には、3つのバスターミナルがあります。

・市内行きバスターミナル
・郊外行きバスターミナル①
・郊外行きバスターミナル②

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襄陽駅前から、バスに乗って観光ポイントへどこでも行けます!
襄陽駅からは、新幹線にも乗れますから、移動は本当に楽です。
安いお粥屋さんや麺屋さんも、この周辺にはたくさんあります。
なので絶対に、ホテルは襄陽駅前にするべきです。

今回は、郊外行きバス乗り場①から移動します。

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白タクの客引きが本当に鬱陶しいのですが、無視しましょう。
こちらのカウンターでチケットを買います。

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今回の水鏡庄は襄陽市南漳県にあります。
紙に「南漳」と書いてカウンターの人に見せればOKです。

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見にくいが17元です。
安い。

南漳市へのバスは30分に1本くらいの割合で出ています。
チケットをもらったら、すぐ入場しちゃいましょう。
セキュリティをくぐったら待合室ですが、それを通り越して適当なドアから外にでます。

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チケットに書いてある「发车位(発車場所)」の番号を確認して、バスを探します。

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8番、南漳行き。

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バスがあったら、とっとと乗り込んでしまいましょう。
運転手がいたらチケットを見せればいいし、いなかったら運転手が戻ってきたときに確認します。
席は自由。

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このバスターミナルから、新野や南陽へもバスが出ているようです。
襄陽起点の三国志巡りは楽しいですね。

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行きたかった( ノД`)

※孔明が暮らした古隆中は、襄陽郊外と南陽郊外の2説があり、決着がついていません。
なので、南陽にも「古隆中」があるそうです。
新野は劉備たちがいた城だしネ。


さて、南漳行きのバスに乗ったら、終点で降りるだけ!
1時間半ぐらいだったかしら?
ここのバスターミナルから出発し、襄陽市内の他のターミナル1か所に寄ったら、次はもう南漳です。

ものすごく田舎のバスターミナルなので、到着してウロウロしていたら、大量の客引きに絡まれて鬱陶しいですよ。
バスの他の乗客についていって、地元民のフリしながらバスターミナルからでましょう。

↓これが南漳のバスターミナルで、真ん中の「进站口」が入り口になります。
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帰る時のために、忘れないでね!


まずはここから水鏡庄を目指します。

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「高徳地図」によると、1.8キロとのことなので、

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歩いてしまいました。
バスが来たら乗ろう、そう思っていたらついてしまったんです。

自転車タクシーみたいなのに乗れば10元ぐらいでつくと思います。
この日は前日より18度も気温が下がったので、乗ったら風の寒さで死んでしまうと思ってパスしました(;^ω^)



さて、水鏡先生のお宅訪問です(゚∀゚)!

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トイレは、園内に入る前に入り口の横で済ませましょうね!


中はだだっ広いですが、三国志絡みの遺跡は、入り口しかありません。

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劉備が劉表夫人の花見から逃れて、辿り着いた先が水鏡先生宅で、

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そこで先生から「お主の周りには武人はおるが軍師はおらんの」と指摘され、

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臥龍、鳳雛とあだ名された2人の天才のどちらかを得られるなら、天下を取れるだろう、という話を聞きました。

IMG_2250.jpg <そうなのか!

2次元にウットリするのはまだ早い!
おうちのお隣は、水鏡先生の私塾スペース!!

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ここで、孔明や、龐統、徐庶が学んだんですよ(〃▽〃)
キャ~~~~~~~~~~~

しかも古隆中と比べて観光客が全然いないから、場所を独占し放題。
1人静かに妄想に浸れました(*ノωノ)
(人がいたって浸るけど)

水鏡庄自体が、山になっています。
少し離れた場所に、龐統が水鏡先生の弟子になったくだりを説明する石碑が立っていたりするんで、山に登れば何かあるのかもしれませんね?
誰かに期待。



さて、お次は徐庶故里です。
ここはバスターミナルのすぐ近くです。
300mあるか?ぐらい。

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水鏡庄から帰る際に、バスターミナル行きのバスがあれば乗ろう、そう思っていたらバスターミナルにつきました。
なので、徐庶家にもトコトコ歩きで。

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よそ様のブログによると、入り口の鍵が開いていなかったら、隣の博物館の人が開けてくれるそうです。

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幸い私が行ったときは開いてました。

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IMG_2337.jpg <ママン大好き

徐庶さんのイメージは「ママが待ってるから帰る」。
この家には、男一人で暮らしていたのでしょうかね。
孔明や龐統も遊びに来たのかなあ。


南漳2か所、三国志ファンにとっては満足度の高い、素敵な観光ができました(*^-^*)
襄陽にお泊りの際には、是非ここに来てみてください。

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襄陽観光2日目 ~古隆中、黄家湾~

古隆中は孔明が青年時代を過ごした土地です。
そう、1800年前に三顧の礼が行われた場所です!
この日が遂に、
キタ━━━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚  )━(  )━(  )━(  ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━━━!!


行き方はとっても簡単です!
襄陽汽車駅前にあるバスターミナルから、

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「隆中旅游专线」のバスを探して前扉から乗り、2元投下して、椅子に座っているだけ!

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終点が古隆中です!
バスの本数もそこそこあります。
512番のローカルバスでも行けるようですが、上記のバスに乗れば途中で止まるバス停は8個程度だし、45分ぐらいでつきますよ。
帰りも古隆中からまっすぐ帰るなら、行きで降りた場所から、帰りの襄陽汽車駅前行きのバスに乗れます。

何よりも、「隆中旅游专线」のバスは、車内放送で三顧の礼の紹介をかけっぱなしにしているので、盛り上がりますよ~。



終点で降りれば、いよいよ古隆中です。

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もっとこじんまりとしたものを想像していましたが、一大観光地点になっているようで、少々驚きました。
この建物の中でチケットを買い、園内バスに乗って古隆中入り口まで行きます。

その前に、途中で見つけた看板たち。

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×「観光客が中心」
〇「ツーリストセンター」

こっちは既に日本語が意味不明。

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「特別な人が駐車場に駐車場」( ^ω^)
正しくは、ハンディのある人向けの駐車場です。
これは園内の看板も期待できそう(笑)



さて、こんなド田舎なのに驚きの100元越えという入場チケットを買い、園内に入ります。
この園内バスに乗れば、勝手に古隆中入り口まで連れて行ってくれます。

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センター入り口から、古隆中まではけっこう遠かったです。

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そんなの孔明たちを思い浮かべていたらあっという間なんですけどネ。
そしてつきました!

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キタ━━━(゚∀゚)━(∀゚ )━(゚  )━(  )━(  )━(  ゚)━( ゚∀)━(゚∀゚)━━━!!
孔明!孔明先生っ!!

看板に沿ってテクテク歩きます。

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まずは武侯祠から。






!?!?!?

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改装中!
なんで私が来る時にやるんだよ!!


お次は三顧堂です。

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こちらはかろうじて公開中。
頭の中は三顧の礼でいっぱい。
劉備が、関羽が、張飛が、孔明が、ここにいたんですねえ(*´艸`*)

爺さん婆さんの団体客がキャッキャウフフしている姿をかき消して、2次元にひたります。




さて、古隆中で私が一番楽しみにしていた場所は…
30年前の三国志のドラマのロケの際に使われ、そのまま保存されている孔明先生のおうちです。

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<改装中だよ~ん











何故か、







孫権まじいい加減にしろ!


  ( ⌒ )
   l | /
  ∧_∧
⊂(#・д・)
 /   ノ∪
 しー-J |l|
         人ペシッ!!
       __
       \  \





のAAが浮かんでしょうがなかった。
孫権仲謀の呪いか…?


仕方がないので、門の前にあったベンチで1時間ぐらいボケっとしていまいした。



劉備が3回目にこの庵を訪ねたとき、孔明は昼寝をしていました。

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劉備は起こさないようにと厳命して、ひたすら起きるのを待ちました。

Image2 (2)

孔明が起きてきたので、二人は天下について語り合いました。

Image2 (3)

Image2 (4)

孔明のその頭脳に惚れ切った劉備が、必死にお願いしたため、孔明は劉備の配下に加わりました。
この時、劉備45歳くらい、孔明25歳くらい、です。
「皇帝の叔父」という位の高い劉備が三度も自ら庵を訪れ、20歳も年下の無職で無名の青年に膝を折って頭を下げたのですよ。

孔明が庵で過ごす最後の夜、バッグで流れる歌がまた切なくて( ノД`)

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もう戻って来られない。

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30年前のドラマの孔明は、そんな風に思っている感じでした。




ブワッ ‧º·˚. 。・゚・(゚`ω´゚)・゚・。 ‧º·˚. 。・

三国志の旅は泣ける。



山の上の方は植物園やら、孔明劇場やらになっている様です。
園内にはホテルすらありました(色々不便極まりないと思うので、全然オススメしませんが)。
ゆっくり孔明が過ごした山を探索するのも良さげですが、黄家湾にも行きたいので、ここでお別れです。
改装が終わったら必ず来るから。

そうそう、古隆中のトイレは紙がないものの、けっこうまともでした。
洋式トイレがありますし、匂いがそんなにしないです。


オマケ。

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「壁に落書きをしないように」、です( ^ω^)

さあ、黄家湾へ行きましょう。






~黄家湾とは~
孔明の岳父だった黄承彦が暮らしていた土地です。
当然孔明の嫁となる黄月英も暮らしていました。




黄家湾へはバスを乗り換えて行きます。
548番のバスの終点が黄家湾入り口になります。
これ、古隆中から黄家湾に向かう途中の乗り換え場所のバス停なんですよ(;^ω^)

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超ローカルバスに乗って終点まで。
1時間に1本程度しかない上に時刻表も存在しないので、完全に出たとこ勝負になるのが辛い。

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帰りは運よく来たばかりのバスに乗ってすぐ帰れましたが、行きは40分は待ちましたね。

そして入り口。

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中はだだっ広い上に歩くしかないので、ものすごく歩かされます。

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月英さん。

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岳父の黄承彦の書斎も見て、祠にお参りすればミッション完了です。

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一人娘を孔明に嫁がせた黄承彦。
良いパパンだったんだろうなあ。


ちなみに、園内のトイレはやばいですよ。
入るな危険。
遠くからでも臭いが伝わってきます(;^ω^)
レストランの隣にこんな臭いトイレがあるのか;
という。





2つ行って、襄陽駅前に戻ってきたら5時ぐらいでした。
襄陽は観光しやすくて良い。

→ 3日目に続く。

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襄陽観光1日目 ~襄陽城~

深センから旅立った先は、襄陽でした。
深セン航空が、なんと直行便を飛ばしているのです。

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朝7時発、9時頃着の早朝便なので、朝食が出ましたが、深セン航空は国際便でもアレルギー指定ができない会社なので、国内線は当然できませんでした。
プチボックスと、「サンドイッチか?麺か?」の2択だったので、ボックスだけもらいました。

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開けたらパンだし(;^ω^)
中国の朝食なんだから、お粥でいいじゃんね。

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アレルギー持ちな方がどうしても中国系の航空会社を選ばないといけないなら、1番おすすめは東方航空、2番目は南方航空です。


さて、そんなこんなで襄陽到着です\(^o^)/
三国志の旧跡名所が点在していますので、テンション半端ないです!
到着フロアと出発フロアが同じ1階という、ものすごく小さな地方空港に降り立ちました。

ここから襄陽汽車前行きのバスに乗っていくのですが、もたもたしている内にバスが行ってしまいました。
このバス、飛行機の着陸に合わせて1台来る、人数がある程度埋まったら出発する方式なので、時刻表が存在しません。
バスの前にいたおじさんと、煙草を吸っていた「仁義なき戦い」に出てきそうな強面で眼光鋭い姐さんが、
「タクシーで行きなさいよ」
と言ってくるのですが、襄陽の様な地方都市のタクシーは100%外国人に対してぼるから、乗りたくないんですわ。
(今思えば配車アプリ使えば良かった。ぼられない)
次の飛行機の着陸まで待つか…、と椅子に座ってノンビリしようとしていたら、姐さんが、
「私が送っていってあげるわよ」
と。
まじか!
ええ人や( ノД`)

というわけで、姐さんと一緒にタクシーで無事汽車駅前までやってきました。
泊まるホテルは駅の目の前です。
姐さんは、私の「お金を払います」の申し出を断固拒否して、颯爽と去っていきました。

そんなこんなで、12時前にはホテルにチェックインできたので、荷物を置いて、襄陽観光に飛び出しました(゚∀゚)
襄陽駅前からバスに乗り、「十字街」で降りれば、襄陽城に到着です!


~ 襄陽城とは ~
三国時代、孫堅vs劉表、関羽vs于禁が戦った場所です。
劉備が劉表夫人の花見に招かれたが、伏兵に気がついて逃げ出し、追われた先で水鏡先生に出会いますね。
その花見が行われた城でもあります。

じゃーん(゚∀゚)!

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鼻血が、鼻血がでる!!

門内は、当時の街並みが再現されています。
城壁内のメインストリートは、食べ歩きができるようなお店が並んでいます。

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城壁は登ることもでき、

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城壁上から街並みや漢江を望めば、当時の風景が浮かびます(*ノωノ)

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ここで昔、劉備や趙雲が花見して、孫堅と劉表が戦って、関羽が于禁とたたかっている間に荊州城を落としてetc
あぁ~たまらない(〃▽〃)

荊州の城壁は南北どちらにも登れます。
上の写真は北の城壁から。
下の写真は南の城壁から。

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南の城壁は城壁の下が博物館になっているのですが、展示物がかなりオススメです。
三国時代の装飾品がいっぱい!

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当時もうこんな金細工を作る技術があったんですね。
劉表夫人もこういうのを身に着けていたんだろうなあ、と。




襄陽周辺は三国志関係の見どころが多くて、ファンにはたまらないです。
ホテルのところでも書きますが、観光目的の場合は、絶対に襄陽駅前のホテルがお勧めです。
地の利が半端ないですよ!

2日目に続く。

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