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明智あれこれ

深セン駐在を終え、日本でバリバリ働き中
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武漢3日目 ~赤壁観光~

ラストは20年ぶりの赤壁です!
20年前、船で長江上りをしているとき、通り過ぎただけの赤壁です!
今回は陸から行きますので、寝過ごす心配もなし(゚∀゚)
誰でも行ける赤壁 《2018年度版》 です!!


行き方の情報探しに苦労しましたが、武漢駅から赤壁北駅まで新幹線で行き、そこから「城西駐車場」までバスで行けば、そこから赤壁行きのバスに乗れる、ということが分かりました。
赤壁北駅から誰でも行けるように、少し詳細に書きますね。

まず、武漢市内の新幹線の駅は、「武漢駅」と「漢口駅」の2つがありますが、赤壁北につくのは武漢駅になります。

IMG_2814.jpg

30分でつきます。
近い。
武漢の次の駅が赤壁北です。

IMG_2818.jpg

IMG_2823.jpg

この「赤壁」の文字を見るだけで、心震える( *´艸`)

さて、駅前の広場にはこんな看板もあります。

IMG_2824.jpg

ふむふむ、バスはあっちなのかと思ってしまいますね。
駅を後ろに広場方面に立つと、こんな景色で、

IMG_2825.jpg

看板の通りに進むなら、バス乗り場は右側なのですが、

IMG_2825-1.jpg

この広場にはもう1つバス乗り場があります。

IMG_2825-2.jpg

地図上で見ると、こんな感じ。

Screenshot_2018-03-26-15-46-32-369.jpg

大通り沿いのバス停から「7路」のバスに乗ります。
中国は右側通行なので、通り沿いにあるバス停の内、手前のバス停から乗ればOKです。

IMG_2827.jpg

本数が多いので、そんなに待ちませんよ。
乗ったら25分ぐらいで「万达电器」につきます。
バス代は1.5元。

Screenshot_2018-03-19-09-53-47-141.jpg

「万达电器」で降りたら、そのままバスの進行方向である西へ800mほど歩きます。
地図上の★の位置まで歩きます。

Screenshot_2018-03-19-09-59-04-740.jpg

大体この辺かしら?というところで左を向く。

IMG_2829.jpg

\((( ̄( ̄( ̄▽ ̄) ̄) ̄)))/ついた!ついた!!

ドキドキしながら城西駐車場へIN

あった!あったーーーーーー!!!

IMG_2830.jpg

このバスですね!分かりやすいw

乗り込んで、バスが動き出したら係員が行き先別に料金を回収します。
赤壁までだと17元ぐらいだったと思います。
行きの交通費、20元以下v
(なんでこんなにタクシー拒否しているのかと言うと、武漢のホテルのランクを思いっきり上げたから他の部分を節約というのもあるのですが、配車アプリの運転手に女性客が強姦強盗された挙句に殺されたニュースが深センであったので、田舎の道を1時間も乗るような行程を女一人で使いたくなかったからです)

ちなみに、赤壁北駅から三国赤壁古戦場までタクシーで行くなら、乗る前に交渉が必要です。
日本人は200元取られるような書き込みをちらほら見かけました。
配車アプリで手配するなら、120元前後です。これが正規のメーターの値段です。
なので、せめて150元ぐらいまで交渉頑張って!
乗っている時間は、タクシーでも、こちらのバスでも、およそ1時間程度かかります。

ちなみに配車プアリも使えない方が北駅からタクシーで行く場合は、まず片道200元払って、赤壁古戦場へついたら3時間待ってもらい、帰りも200元で帰ってくる、というのが定番の運転手ホクホクコースらしいです。
古戦場前にはタクシーなんて止まっていませんからね。

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このバスは、沿線で住んでいる人たちの生活の足になっているようです。
乗る人で赤壁古戦場へ行くのは、私だけでした。
赤壁古戦場は終点ではないのですが、チケットのお金を回収した係の人が乗客の降りる場所を覚えているので、ここだよ~と教えてくれます。

こんな場所で降ろされます。

IMG_2834.jpg

まっすぐ行くと、赤壁につくようです。

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降りた場所で左を向くと、帰りのバス乗り場も見えます。

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帰りの足の確認もできたら、テクテク歩きます。

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けっこう遠かった。

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門の向かい側にあるレストランが、こんな高すぎる値段なので、

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正直言って、中は嫌な予感しかしなかったのですが、これが大当たり(;^ω^)

入場券はあらかじめC-tripなどで購入しておくと、少しお安くなりますよ。
ネットで入場券を買ったのに、わざわざチケット売り場まで行って券をもらわないといけないのは、新幹線と同じで面倒くさい。

中は無駄に広い上に、無駄な彫像が多く、

IMG_2889.jpg

興が削がれまくられます。

中国人は本当にテーマパークを作るのが下手くそだな(;^ω^)
イライライライラ…

なかでも私の怒りが有頂天になったのが、コチラ。
周瑜に策を教える龐統の図らしいのですが、

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おいぃいぃぃぃ?
龐統は享年35歳だぞぉぉぉぉおおおおぉぉぉ?
赤壁のときは60歳か?









張昭との区別をつけろ!!(ノ`Д´)ノ.:・┻┻

ハァハァ


園内循環車も全然来ないから乗れなくて、もう赤壁古戦場跡だけ見られればいいのに、遠すぎ、本当に遠かった。
この無駄に広いテーマパークいらん!
門をくぐったらすぐ古戦場跡だけでいいだろ!!

と、来た日本人みんな思ったんじゃない?



道案内の看板も分かりやすいようで不親切で、苦労しましたが、どうにか辿り着きましたよ。
この周瑜像の真裏に、古戦場跡への階段があります。

IMG_2925.jpg

演義はともかく、本来なら周瑜vs曹操というのが赤壁だもんなあ、と思いつつ。

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階段を降りると、

じゃーん(゚∀゚)!!

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歩いた苦労が全部吹っ飛んだ!
正真正銘、赤壁の古戦場跡です!!
※Wikiなどでは古戦場跡はいくつもあるような書きぶりですが、考古学的にもここで間違いない、と決着がついています。


あの「赤壁」の赤い文字は、もともと周瑜が書いた文字だったそうです。
戦いの風景が浮かぶわ~( *´艸`)

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演義だと、孔明が矢を仕込みにいったり、風を起こしたり、龐統が曹操陣営に乗り込んで連環の計を仕込んだり…
この場所何時間でも入れる( *´艸`)

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IMG_2940.jpg

1時間ぐらいボ~としていた頃、雨がぽつりぽつりと降り出してきました。
なんだか龐統に「そろそろ武漢へ帰りなさい」と言われた気がして(?)鳥肌がたったので、素直に帰路につきました。
長江に飛び込んで1800年前にワープできるなら、絶対に龐統の押しかけ嫁になって、落鳳坡の前に何が何でも子供を身籠ってみせるんだけどなあ、とかアホなことを思いつつ。



それで、古戦場の入場ゲートのところに郵便局があったので、絵葉書だしたいなあと思ったのに、売店で売っている絵葉書がだっさいのばっかりなんですよ。
本当にもうなんなんだYO

あ、トイレは綺麗でした。
紙はないけど。



帰りは、行きで確認したバスで、まず赤壁古戦場から城西駐車場へ。
そこから7路のバスに乗って赤壁北駅へ戻る算段でしたが、雨が降っていたので、配車アプリで白タクを呼びました。
駅まで8元でした。
「滴滴出行」を使える方は、赤壁北駅~城西駐車場間の利用オススメです。
これ便利なのですが、中国の電話番号、中国の銀行口座、運転手に自分の居場所を説明できる中国語能力が必要です。





駐在生活最後の旅行、〆は赤壁でした。
赤壁で〆たいとずっと思っていたので、大満足です。
これを読んだ三国志ファンの方が、なんだ、簡単に行けるんだ、と思ってもらえれば嬉しいです。
質問あれば、お気軽になんでもコメントで聞いてくださいネ。

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