明智あれこれ

現在深セン駐在記
2013年03月 ≪  123456789101112131415161718192021222324252627282930 ≫ 2013年05月
TOP ≫ ARCHIVE ≫ 2013年04月
ARCHIVE ≫ 2013年04月
      

≪ 前月 |  2013年04月  | 翌月 ≫

支援の行方

四川地震から丁度一週間たちました。
北海道と沖縄レベルで離れている瀋陽と四川地域ではありますが、地震国出身の日本人としては当然気になります。

我が家では瀋陽の地方テレビをつけっ放しにしています。
日曜日に放送していた則天武后の時代劇を毎週とても楽しみにしていたのに、突然打ち切られてスーパーくだらない反日ドラマになっちゃったんです。
最近また反日ニュース&反日ドラマ多めになってきたなあと思っていたのですが、さすがに地震発生翌日からは特番が流れるようになりました。

ところがこの特番がまた眉唾もので。

こんな瓦礫の中から女の子を助けました!
(中国の救助隊はすごいよアピール?)
こんなテント生活でも子供は元気ですよ!
(被災者に支援が行き届いているよアピール?)

といった具合。
不幸中の幸いしか報道せんのか。

地震発生の翌日はずっとこの地震関連の特番だったのですが、たまに特番の間に日本のニュースをやるんですよ。
靖国参拝と尖閣諸島。
で、また特番に戻る。
月曜日はこれに反日ドラマも加わるという番組構成になっていました。
日本が支援を申し出ている話が一切報道されない点についてはもう諦めです。
オマエラ…

私もネットで拾うしか情報がないのですが、山間部では支援物資が届かなくて苦労している話や、4年前の四川地震後に再建された家が今回の地震でまた崩れた件など、本当に気になります。
山奥の小さな村まで助けの手が差し伸べられていればいいなあ、と思わないではいられません。








ここからが本題です。

瀋陽に住んでいる人間ができることは募金しかないと思うのですが、この募金について知り合いの中国人から目玉ポーン!な話を聞きました。





「中国の赤十字は幹部が私腹を肥やしている。
募金しても彼らの懐に入るだけ」


( ゚д゚)


(  Д ) ゚ ゚


ナンダッテー!!


彼曰く、
例えば100元を寄付したとしよう。
その100元が被災者の手元に行くまでに色々な人の手に渡り、その度に手数料を引かれるだろう。
最終的に被災者の手元に届くお金は、いくらだろうね。
とのこと。

4年前の四川地震の際に、中国赤十字の募金が横領されたのは有名な話だそう。
その反省から中国赤十字も今回の地震では使い道を全て公表するとの話だが、他人の不幸で私腹を肥やした組織の公表を信じる人なんているのかな。


赤十字の創始者が草葉の陰で嘆いているよ。



スポンサードリンク



荷物の行方:その後

前回のお話はこちら


・総務のおばちゃんから「脱走するな」と日本人リーダー宛にお叱りがあったそうなので、月曜のお昼休みに中華男と荷物を取りに行こうとする。
 (総務が最初からきちんと対応してくれていればいいのにさ)



・伝票の裏面に「11:30-13:30」は郵便局もお昼休みですから的な記載有り。



・チームの中国人リーダーから「今行きなよ」と言われ、11時前に中華男と会社を大脱走Part2
 もちろん総務には内緒。
 現在時刻は10:50



・タクシーを拾う場所に関して、中華男ともめる。
 
 竹知 「北駅近くの郵便局に行くなら、ここで拾えばいいでしょうが」
 中華男「違うよ、道路渡った反対側のほうがいいって」

 と自信満々に言うので信頼してみる。

 タクシー運転手「反対側で拾えばいいのに、遠回りになるだろうが」( ゚Д゚)



・中華男、謝りもしない。



・遠回りされたせいで、11時半まで辿り着けるか不安に。
 そんな人の気も知らず、運ちゃんと中華男の2人は大いに盛り上がる。
 郵便局到着は11時20分。タイムリミットまであと10分。
 エレベーターを探してキョロキョロしているアホは放置で階段を駆け登る。



・受付完了。
 段ボールの山の中から、人海戦術で箱を探すシステムのようで、係りのおばちゃんが私の伝票片手にウロウロしているのが見える。



・おばちゃんが3~4個積まれている段ボールの一番上の箱を見ている。
 宛名が違ったようで、その箱をそこら辺にポイwwwww
 そして下の箱を確認&ポイを繰り返す。
 (これは本当です。割れ物は絶対に送ってはいけません。「割れ物シール」なんぞ眼中になし)



・見つけてくれた箱は既に一度開封されているようだったが、もう一度開けて全部見せろと言われる。
 別に頼んでもいないのに、変態仮面の映画のパンフレットが入っていなくて良かったと安心する。
 通関費用200元を払って無事お引取り。



・行きは25分の道のりが、帰りは10分で会社につく。
 中華男コメント無し。








こ・の・ヤ・ロ・ウ(# ゚Д゚)



ちなみにこの「中華男」というのは、瀋陽初日に立ちションしたり国際婦人デーの時にケーキをもらえなかったり前回の記事で中国について釈明しまくった男です。すべて同一人物です。





スポンサードリンク



荷物の行方

日本の友達が荷物を送ってくれました。
その友達は3月にも荷物を送ってくれて、EMS(国際スピード郵便)の発送手続きは完璧です。
しかし、日本からだと通常4日前後で届くEMSが5日経っても音沙汰なしだったので、今回は通関で開けられたかな?と思っていました。

インボイスに問題がなくても、10個に1個は開けられるという噂の中国郵便。
はたまた開戦間近の緊急措置だったりして、と色々妄想していました。


・6日目の午前中、会社の総務あてに「郵便物が日本から来てるから」という連絡あり。
 総務の担当者から、近くの郵便局へ取りに行けと言われる。



・昼休みに会社の同僚の中華男と、タクシーで飛ばして10分という近く(笑)の郵便局へ出向く。
 その荷物は通関手続き中で、まだここにはないと言われる。
 「中国だから」と中華男に釈明される。



・8日目の午前中、通関を通ったという連絡が総務にあり。
 この日は土曜日だが、2時半まで開いているから取りにこいと言われる。
 電話をくれた人の名前と電話番号をメモって、日本人の先輩と会社を大脱走。
 前回行った郵便局へGO!



・荷物を受け取れるかと思いきや、中国郵政の伝票を渡され、「これを持って北駅近くの郵便局へ行け」と言われる。
 「11時半まで受け取れるから」だそう。



・先輩が流暢な中国語でタクシーの運ちゃんに行き先を指示。どうも似たような名前の住所が他にもあり、運ちゃんが迷っているようだったので、確認のために伝票に書いてあった担当者電話番号宛てに電話。



・「この番号は現在使われておりません」的なメッセージ(ノ∀`)



・とりあえずここだろうという場所まで行ってもらう。瀋陽の中央郵便局ぽい建物に到着。
 11時丁度。



・カウンターの兄ちゃんに「今日は休み」と言われる。
 「そんなことはない。担当者から言われて来たんだ」と先輩猛抗議。
 「じゃあ3階行ってみろよ」と言われて階段をテクテク。



・3階は既にシャッター _| ̄|〇
 人の気配ゼロ。
 シャッターの隙間から、EMSの伝票が貼ってある大き目の段ボール箱が山積みになっているのが見える。



・メモっていた担当者あてに電話。全くでない\(^-^)/



・1階に戻る。兄ちゃんに、週明けに来いと言われる。













も━━━━(# ゚Д゚)━━━━!!




スポンサードリンク



銅雀台 (2012年公開 監督:趙林山)

折角中国にいるのだから、大好きな時代劇の映画を見まくろう企画(´∀`)


doujyakudai1     瀋陽での記念すべき1本目

銅雀台とは、三国時代に曹操が築いた建物の名称です。

2009年に曹操の陵墓が発見された際に、殉死した20代の女性の存在が判明しました。
この映画はその話がモチーフになっているそう。


--- ネタバレはしていませんが、楽しみにしている方は引き返してください。 ---
























~ ストーリー ~

ある日突然捕らわれ、暗殺者として育てられた少年(穆順)と少女(霊雎)。
成長した二人が送られたのが、時の権力者である曹操の宮殿(銅雀台)でした。
漢王朝の復興を夢見る者のもとで、2人は曹操の命を狙います。





何の前知識もなく、ボケ~と見始めたオープニングのスタッフロールで、

staffrole    Σ(゜Д゜)

同性同名の別人か?
と思いつつ鑑賞続行。





主役の曹操(役者:周潤發 チョウ・ユンファ) 

caocao

今までの悪役ぽい風貌を見事にそぎ落とし、素敵なオジサマになった曹操。
いいのか、これで。


準主役で暗殺者の女性、霊雎(役者:劉亦菲 リウ・イーフェイ) 

yifei

息を飲むような美人ではない(失礼)と思いますが、どこか神秘的で仙女のような雰囲気をまとった彼女。
物語に独特な華を添えています。



そして 

tamaki     !∑(゜∀゜)

どう見ても玉木宏です。
暗殺者の1人、穆順役。

堂々とした演技で、役どころが板についている感じ。
この世界観にうまく溶け込んでもいます。


こんな準主役で出演しているのに、全く報道がなかったように思って調べたところ、Wiki先生がきちんと答えてくれました↓
「公開時期が、日本政府による尖閣諸島国有化と、それにともなう中国での反日運動の起きた時期と重なったために、ポスターなどから玉木宏の姿が削除された。」




別に好きでも何でもないのだけど、玉木宏も慣れない環境で一生懸命やったと思うんですよ。
役どころをしっかり理解している立ち居振る舞いとか。
吹き替えなしでの北京語とか。
こんなに良い仕事をしたのに、バカな政治のせいで代表作の1つになったかもしれない作品がなかったことになっているなんて、ほんとお気の毒。




肝心の映画自体は美術さんが遊びすぎたのか、三国志ファンからは賛否両論のようです。 

1     …?

2     !?

チャイニーズ・ファンタジーとしての鑑賞はいかがでしょう。
最高に面白い!という映画ではありませんが、絵巻物を見終わったような読後感(鑑後感?)が味わえます。





最後に

2009年に曹操の陵墓が発見されたニュースは、三国志ファンを狂喜させたことでしょう。
その話を遼寧大学の大学院生(歴史専門)の友達に話したところ、
「僕はニセモノだと思うけどね」
と冷たく言われてしまいました(´Д⊂

ガーン




中国おすすめ時代劇は別サイトでまとめいます。
中国時代劇


スポンサードリンク